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これって欠陥住宅ですか?

HOP石出和博会長に、高級注文住宅を建てる際によくある質問に回答していただきました。

Q.新築の基礎に、2ミリ位の亀裂があちこち発生しています。

A.基礎のコンクリートのひび割れは、鉄筋がしっかり入っていない、下地が砂利のままで水が早くひいてしまうなどが原因で発生してしまいます。

ただし、ご質問のように2ミリ程度の亀裂の場合は、強度的に問題ない場合も。大切なのは指定の強度を満たしているかどうかで、180kg~210kg/cm2あれば問題ありません。万全を期すためには、強度調査や資料提示を求めてみてください。無責任な業者の場合、なんだかんだ理由をつけて拒否することもありえますので、毅然と対応してください。

Q.新築なのに早くもキイキイと床鳴りがしています。これって欠陥なのですか?

A.まず床鳴りはほとんどの場合、建築後3ヶ月から1年以内に発生します。保証期間内のはずですので、しっかり修繕してもらいましょう。

原因のひとつは木材の縮み。十分に乾燥していない木材を使用したために水分が建てた後で抜け、歪んでしまうのです。この場合は、下地の手直しが必要。別の原因としては、床材同士が接合部分で擦れ合うことで鳴ることもあります。この場合はつなぎ目に1ミリ程度の隙間を設けることで改善します。

Q.新築後1年足らずなのに、フローリングが歪んでしまいました。なぜでしょうか?

A.原因として、木の乾燥が不十分というケースが多く見られますが、その場合もフローリング材、下地、構造のどこに問題があるかをしっかりと見極めなければなりません。

また、単純にフローリング材の貼り方が間違っているという場合もありえます。例えば、フローリング材を張り替えても再発するようであれば下地にコンパネを貼り直し、その上からフローリング材を貼り直すといった修繕が必要になってきます。いずれにしても、一般の方には判断がなかなか難しいと思われますので、構造を含め、専門家にチェックしてもらうことが賢明です。

札幌を本拠地とし、評判の高い高級注文住宅を多数手がけるハウジングオペレーションアーキテクツ(HOP)。
HOPは、天然素材・国産材を用いるこだわりや、独自の木材流通システムの確立、そして施主の評判の高い家づくりなどで、注目を集める建築事務所です。
日本のみならず、外国からもオファーが寄せられる評判の高さ。HOPの源となっている理念が、HOP石出和博会長の著書『美しい日本の邸宅』で紹介されています。

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