隣の吹田市にまたがる「千里ニュータウン」でも知られている豊中は、大阪市のベッドタウンとして有名な高級住宅エリアです。豊中市は早くから郊外住宅地として発展してきており、2012年4月にはついに中核市となりました。ここでは、豊中エリアの魅力や特徴、坪単価、高級住宅の施工事例とあわせて紹介します。
この高級注文住宅を建てた
ハウジングオペレーションアーキテクツ(HOP)
について
豊中は、大阪市北部、北摂豊能地域にある中核市です。その人口は約40万人で、大阪府の中では大阪市、堺市、東大阪市、枚方市に次いで第5位の人口となっています。豊中は、明治以前には能勢街道の中心地として栄えていました。明治以降にはさらに大きく発展していきます。これには、現在の阪急電鉄の前身に当たる「箕面有馬電気軌道」の沿線開発による住民の増加が大きく関係しています。また、豊中には大阪から15km圏内という大きな利点がありました。そのため、豊中では昭和30年代から大阪のベッドタウンとしての千里ニュータウンの開発、および北東部に当たる新千里地区を中心とした大阪の衛星都市としての発展が急速に進行しました。そのため、豊中のインフラ整備率は高いレベルにあり、下水道普及率は全国でもトップクラスのほぼ100%となっています。これも豊中が高級住宅地である所以のひとつでしょう。
豊中は交通アクセスに優れていることからも人気のエリアとなっています。メイン駅となる豊中駅は、大阪の中心地である梅田駅まで乗換なしの12分、しかも平日8時台には梅田行きの電車が19本も出ているので、通勤・通学にはまったく不便がない環境であると言えるでしょう。終電も遅い時間まで出ているので、仕事や飲み会などで遅くなっても安心です。空の便へのアクセスも良好で、モノレールを利用すれば空の玄関である大阪空港まで10分程度で行けるので、海外出張の多いサラリーマンにとっても利便性の高いエリアなのです。
豊中エリアの坪単価は、2019年時点のデータでは76万7069円/坪となっています。地区区分ごとの変動については、全体的に坪単価は上昇傾向にあります。地価ランキングでは、1位は千里中央で、地価は36万6666円/㎡ 、坪単価は121万2121円/坪、前年比は+5.75%です。最下位の第14位は大阪空港で、地価は12万7000円/㎡、坪単価は41万9834円/坪、前年比は+0.55%です。
1983年からの37年分のデータによれば、豊中の最高公示地価は1991年の138万8214円/㎡、最低公示地価は2016年の22万1863円/㎡となっており、両者の差はおよそ6.26倍となっています。
※参照元:土地価格相場が分かる土地代データ(https://tochidai.info/osaka/toyonaka/)
豊中は、空の玄関である関西空港、大阪の中心地である梅田、新幹線の駅である新大阪といった交通の要衝へのアクセスが良好なため、必然的にビジネスや旅行で世界中を飛び回っている資産家やビジネスマンが多く住んでいる高級住宅地となっています。特に、「東豊中」「緑丘」「上野」は隠れた高級住宅地としても有名です。
かつては能勢妙見山へと向かう能勢街道沿いの集落であった豊中ですが、鉄道の開通後に住宅地としての整備が進み、大阪のベッドタウンとなりました。そんな豊中の魅力といえば、たくさんの商店街です。1910年、現在の阪急電鉄宝塚線の前身となる箕面有馬電気軌道にて、梅田駅から宝塚駅までが開通しました。これによって交通の主流が能勢街道から鉄道へと移行し、豊中駅前には「阪急豊中市場」が生まれたのです。そして、その周辺に次第にさまざまな商店が集まり、大規模な商業拠点として発展していったのです。
現在でもその充実した商店街は健在で、「豊中駅前一番街」「豊中銀座商店街」「豊中駅前商店会」などの商店街が軒を連ねています。
豊中エリアは大阪の中でも比較的落ち着いたエリアとされています。特に東豊中や上野は高級住宅地として知られているため裕福層が多く、マナーがしっかりと守られている印象です。しかし空港線の近くは飛行機の騒音がうるさいため工場が多く、あまり治安が良くないとの噂も。また蛍池駅より北側は外国からの移住者が多いため、気になる方は避けた方が良さそうです。
豊中エリアは保育園や幼稚園、小学校、高等学校はもちろんのこと、塾や学習センターも点在しているため、子どもの教育環境が整っていると言えるでしょう。また市立図書館や温水プールなどの公共施設が充実しているのも特徴です。緑豊かで自然も多く、ピクニックや馬、テニスなどを楽しめる広々とした公園がエリア内にあります。
スーパーやコンビニ、ドラッグストだけでなく、自転車屋や楽器店などあらゆるお店がエリア内に揃っています。特にスーパーやドラッグストアは複数あるため、徒歩圏内で買い物が済ませられるなんてことも。桃山台駅や千里中央駅まで足を延ばすと大型のショッピングモールもあるため、食材や生活用品の買い物に困ることはないでしょう。
教育環境が整っている。公園も多く、街並みも落ち着いていて子育て世代には向いている。幹線道路が通っているため、市外に出やすい。
引用元:スマイティ(https://sumaity.com/town/osaka/toyonaka/review/)
阪急電車が通っており、急行はとまりませんが朝には準急があるので、特に交通に不便はありません。家賃は高くもなく安すぎることもない。(場所にもよるかもしれませんが全体的に暮らしやすい家賃)周りにはスーパー、コンビニも多数あり、暮らしやすい環境だと思います。
引用元:スマイティ(https://sumaity.com/town/osaka/toyonaka/review/)
スーパーが多く、チェーンの居酒屋などが少ない。美味しい隠れ名店が多かった。阪急で梅田も近いし、車も持っていたので、新御堂や高速乗り口も近く、便利だった。
引用元:スマイティ(https://sumaity.com/town/osaka/toyonaka/review/)
買い物はスーパーも駅直結もあれば、駅からもどの方向に行ってもあります。 駅近くの住宅街は特に治安が悪いと思ったことはありません。 飲食店は、ファミレスは駅前にありませんが、ランチや、お茶するのはできます。 特急は止まるし、梅田までは10分なので、通勤通学は便利です
引用元:Rooch(https://blog.ieagent.jp/eria/toyonaka-sumiyasusa-osaka-85100)
治安がかなりよくて、働いている女性が、夜おそくなってから、ひとりで夜道を歩くのも、豊中なら、安心だとおもいます。住宅地がおおいため、環境がよく、スーパーなども近いし、交通は、急行電車がとまるので、便利です。
引用元:Rooch(https://blog.ieagent.jp/eria/toyonaka-sumiyasusa-osaka-85100)
豊中エリアは公共施設や教育機関が揃っているため、子育てがしやすい街と言えるでしょう。特に甲子園球場の約33倍もある服部緑地は「日本の都市公園100選」「日本の歴史公園100選」に選ばれており、長さ20mのローラースライダーやバーベキューなどを楽しむことができます。また、鉄道だけでなくバスや車での移動もしやすく、遠出をする際にも便利です。ショッピング環境も比較的整っているため、買い物にも困らないのも魅力です。
札幌を本拠地とし、評判の高い高級注文住宅を多数手がけるハウジングオペレーションアーキテクツ(HOP)。
HOPは、天然素材・国産材を用いるこだわりや、独自の木材流通システムの確立、そして施主の評判の高い家づくりなどで、注目を集める建築事務所です。
日本のみならず、外国からもオファーが寄せられる評判の高さ。HOPの源となっている理念が、HOP石出和博会長の著書『美しい日本の邸宅』で紹介されています。