この⼟地の形状はなんと⾼低差7mという特殊な⼟地。
この⾼低差を活かして
家族の理想の住宅がどう実現したかを追ってみました。
我が家は家族全員が多趣味なので、スポーツや映画鑑賞など休⽇もアクティブな活動することが多い家庭です。
家の中ですごしていても、趣味の時間を楽しめるよう映画鑑賞や楽器演奏ができるスタジオが欲しいなと思っていました。
また、家族や友⼈とゆったりと過ごす時間も⼤切にしているので、リビングは広々とした窓の⼤きい空間にしてもらっています。
傾斜地であることのメリットを最大限床面積に反映させるため、下部2層地下扱いとした、4階建ての建物となりました。
4つの層が単調に重なったイメージにならないように、下層から上層へと徐々に入り込む光の量を増やし、光に導かれるように上層部に迎えるようなデザインを心がけています。
下層部は開口部を絞り込んだ空間をつくり、地下2階の玄関・階段ホールは上階のドライエリアから差し込んでくる光に対し、壁に特殊な左官仕上げを施しました。
ガラス張りの地上部分は、壁や天井の色を風合いのあるチャコールグレーとし、光の反射率を抑えて空間に深みを与えるようデザインしました。
多趣味で常に笑顔の耐えないオーナーご家族に、飽きることのない特別な空間を創ろうと思いました。
ご提案時のCG
外観
エントランス
傾斜地だった敷地に4 階建ての建物を建てていただいたおかげで、
こんなにも広々とした空間ができあがったことに驚きを隠せません。
ご提案時のCG
リビング
ダイニング・キッチン
リビングやダイニングはたっぷりと光が取り込めるようシンプルなガラス張りに。
家族団らんの時間や友⼈を呼んで過ごすことが楽しみになる造りに仕上げていただきました。
また、地下1 階にあるオーディオルームは、暗室の中で時間を忘れて過ごせる空間に。趣味に没頭できる最⾼の空間になりました。
シアタールーム
ダイニング・キッチン
2階ホール
札幌を本拠地とし、評判の高い高級注文住宅を多数手がけるハウジングオペレーションアーキテクツ(HOP)。
HOPは、天然素材・国産材を用いるこだわりや、独自の木材流通システムの確立、そして施主の評判の高い家づくりなどで、注目を集める建築事務所です。
日本のみならず、外国からもオファーが寄せられる評判の高さ。HOPの源となっている理念が、HOP石出和博会長の著書『美しい日本の邸宅』で紹介されています。