まるでお城にあるような螺旋階段・豪華な階段が備わっている、高級注文住宅を集めました。HOPオーナーの異なるこだわりを、各事例から感じ取ってみてください。
住宅のスタイルとして挙げられるモダン、エレガント、シンプル、シャープといった様々な要素。
それらの個性を邪魔しあうことなく、ひとつの家に収めるにはどうしたらよいか、そんなリクエストから、こちらのお宅のプランニングが始まりました。
HOPが出した答えは、スキップフロアを構成し回廊動線を設けることで、個性の異なる部屋と部屋に距離をつくり、空間の変化を自然に感じられるような演出。
畳敷きの和室と板張りのフローリングを隣り合わせに配置し、さらに近未来的な意匠の螺旋階段を配置するという、大胆なレイアウトを実現させました。
ともすれば、違和感やちぐはぐさが際立ってしまう、和室と近未来的なデザインの螺旋階段の組み合わせ。そこにフローリングの回廊動線を組み合わせることで、自然に風景が変化したかのような印象を感じさせているのが、見事な手腕ですね。
優美な曲線を組み合わせて構成した家の形状に目を惹かれるこちらの高級注文住宅。込めたのは、「家族がこれから過ごす“人生” という時間を、曲線として表現する」という想いです。
天井吹く抜けや照明などを工夫し、曲線がコントラストとして映えるように演出。白を貴重とした室内で、吹き抜けの階段を黒系に塗り上げることで、個性を際立たせました。
優美な曲線を活かすために、階段までもをその演出に活用する。技術が優れているだけでなく、アイデアやひらめきが唯一無二の高級注文住宅を造り上げているのだと想い知らされます。
広大な敷地面積に相応しい存在感を示したいという想いに応えるため、HOPはこの高級注文住宅に対して、黄色系のタイルをベースにモルタルをアクセントとして配置する外観デザインを採用。
内装は、木のぬくもりが感じられるつくりに仕上げました。階段には彫金作家と共同設計した、美術作品を思わせる手すりをあしらった階段を設置。この家ならではの風格を、階段が一層高めています。
芸術性の高い意匠を施した手すりを階段にあしらい、その家の品格を引き出していることが伝わってきます。階段に差し込む光が、白でまとめられた階段の美しさを照らしており、なんとも芸術的です。
札幌を本拠地とし、評判の高い高級注文住宅を多数手がけるハウジングオペレーションアーキテクツ(HOP)。
HOPは、天然素材・国産材を用いるこだわりや、独自の木材流通システムの確立、そして施主の評判の高い家づくりなどで、注目を集める建築事務所です。
日本のみならず、外国からもオファーが寄せられる評判の高さ。HOPの源となっている理念が、HOP石出和博会長の著書『美しい日本の邸宅』で紹介されています。