世界でも有数の大都市、東京。多くの人が憧れて日本各地・世界各地からやってきます。そんな東京の特徴や魅力、高級注文住宅を建てるうえで気になる坪単価について調べてみました。
伸びやかな深い屋根や庇の重なりが陰影を生み、それが変化しながら豊かな表情と重厚感のあるたたずまいを生み出しています。室内においては、こだわりぬいた材料に多様なデザインを駆使しながら、格式を感じられる空間となっています。
陽のあるうちは、吹き抜けから差し込む光が住宅を照らしていますが、夜になると全体的に暗めの照明でまとまっている対比が面白いです。
都会的な空間に、侘び寂びを感じさせてくれる和の要素を取り入れている点がこの高級注文住宅の大きなポイント。外観の華やかさに劣らない、洗練された内観のデザインにもご注目ください。
この高級注文住宅を建てた
ハウジングオペレーションアーキテクツ(HOP)
について
東京には人口1365万人が暮らしており※、日本人はもちろん外国人も多く暮らしている土地です。世界に名をはせる大企業も都内に本社をおいており、その数は2,964社(2017年時点)に及びます※。
現在は23区が都心として機能していますが、もともと東京都内は15区から始まりました。一時期は35区となり一気に区が増えましたが、その後整理統合されて現在の23区になったいきさつがあります。
※参照元:investtokyo(https://www.investtokyo.metro.tokyo.lg.jp/jp/merit/#:~:text=日本の首都・東京は,クラスを誇っています。)
2018年の東京都の平均坪単価を確認してみると、314万円/坪※1となっています。高級住宅街として知られるのは大田区・港区・世田谷区で、それぞれの坪単価は179万円※2、1444万円万円※3、239万円※4です。
大田区の高級住宅街と言えば田園調布。パリをモデルにした土地計画が行なわれており、美しい町並みが広がります。100坪~300坪の豪邸が多く軒を連ねているのだそう。
坪単価が1番高い港区は、白金が高級住宅街として有名。江戸時代は武家屋敷、明治時代は歌人・財閥の邸宅など古くから多くの有名人や大物経営者が家を所有してきました。白金で有名なのが「八芳園」その大きさは1万2,000坪に及び、東京とは思えない美しい日本庭園を楽しめます。
世田谷区は成城が高級住宅街として有名。成城学園を中心に栄えた歴史がある、学園都市です。作家や芸能人、文化人など芸術・芸能面で活躍する人が多く住む土地として知られています。
※1参照元:土地代データ(2018年)(https://tochidai.info/tokyo/)
※2参照元:土地代データ(2018年)(https://tochidai.info/tokyo/ota/)
※3参照元:土地代データ(2020年)(https://tochidai.info/tokyo/minato/)
※4参照元:土地代データ(2020年)(https://tochidai.info/tokyo/setagaya/)
東京は交通網が充実していて、さまざまな地域にアクセスしやすいのが魅力です。また、衣食住に関わるお店が豊富で、欲しい物がすぐに手に入ります。娯楽施設も多く、遊びにレジャーにと困りません。最新の情報が生まれやすく、発信される場所でもあり、ビジネスをしている人にとってメリットの多い土地だと言えます。
東京の高級住宅街、といえば全国的に有名なエリアが数多く存在します。単なる高級住宅街ではなく、「東京」エリアでの高級住宅街は誰もが憧れる、いわゆるブランドエリアともいえます。ここでは、そのブランドエリアを紹介。
外苑前駅から青山一丁目駅を中心とする青山エリアと、青山通りから原宿駅、明治神宮に至る表参道エリア。銀座と並ぶファッションの中心でもあり、エレガントなブティックやセレクトショップなどが連なるエリアです。青山通り沿いには、外資系企業や大手企業の拠点、大使館などがあり、外国人も多く住んでいます。
表通りから一歩入ると閑静な高級住宅街になります。最近は高級高層マンションも増えていますが、低層で高級かつ洗練された住宅が多いエリアです。青山霊園や、神宮外苑など、休日の散策も楽しめます。病院も山王病院をはじめ、点在していますので安心して暮らすことができます。交通アクセスは東京メトロ半蔵門線、千代田線、都営大江戸線になります。
世田谷の高級エリアといえば、なんといっても成城。世田谷区西部に位置し、小田急小田原線の成城学園前駅を中心とする高級住宅街として豪邸が並んでいます。また学園都市としても有名です。 成城学園前駅には「成城コルティ」というお洒落な商業施設があり、良質なお店が揃っています。スーパーはOdakyu OX、駅北側には成城石井も。南側にはディスカウントスーパーマーケットのオーケーもあり、買い物も非常に便利。
また東京慈恵会医科大学付属第三病院をはじめ、病院も揃っています。綺麗なイチョウ並木、砧公園、祖師谷公園、野川沿いの緑道など、休日の散策にもおすすめです。上質で落ち着いた雰囲気の中で暮らすことができます。
東急田園調布駅を中心とする高級住宅街、田園調布。駅周辺は閑静な住宅街になっているため、治安はとても良いです。東急線は相互乗り入れや乗り継ぎなど、利便性にとても優れています。西は横浜から、渋谷、恵比寿、六本木、銀座、さらには東武東上線方面など、東京都区内へのアクセスは抜群に良いです。 田園調布駅の東側にはスーパーがありますが、ショッピングモールなどはなく、飲食店も少ししかありません。これも治安の良さにつながっています。
「では買い物は?」と言いたくなるところですが、隣駅が自由が丘駅となりますので、ショッピングに困るということはないでしょう。渋谷へも一本で行けるので、不自由さを感じることはないでしょう。
渋谷駅からSHIBUYA109を横目に文化村通りを進むと、10分もかからないうちに松濤付近へと到達します。渋谷の高級住宅地、松濤は渋谷駅にとても近いのですが、駅周辺とは違い、とても閑静であり、治安もとても良い街です。 碁盤目状に整備された区画により、車の運転もスムーズにできます。
また町域にはBunkamuraをはじめ、戸栗美術館、渋谷区立松濤美術館など文化施設が多いほか、区立鍋島松濤公園といった閑静な公園もあり、渋谷駅付近の喧騒とは一線を画しています。 アクセスは渋谷駅だけでなく、京王井の頭線神泉駅からも3分という優れた利便性ですので、電車移動、ショッピングに関しては不自由することはありません。
港区の高級住宅地、といえば真っ先に思い浮かぶのが白金です。「シロガネーゼ」という言葉が流行し、白金エリアの高級イメージを定着させたともいえます。ちなみに「しろがね」ではなく「しろかね」と読みます。 アクセスは東京メトロ南北線と都営三田線で、最寄り駅は白金高輪駅になります。品川駅にも近く、アクセスで不自由をすることはありません。
また徒歩圏に広尾や恵比寿、目黒などもあり、買い物などにも大変便利な環境です。 付近には東京大学医科学研究所附属病院や、都立広尾病院など、大きな病院も多く、安心して住むことができます。治安はとても良く、また聖心女子学院や北里大学などがあるので学生も多く、閑静な中にも活気のある街でもあります。
東京の下町、といったイメージの強い麻布ですが、華やかさと落ち着きを兼ね備えた日本屈指の高級住宅地です。邸宅などが並ぶ閑静な地域であり、また大使館や米軍管理の施設があるため、24時間体制で警察が巡回している地域で、治安が良いといえるえしょう。
大型商業施設はありませんが、麻布十番商店街など、良質なお店がたくさんあって、買い物に不自由することはありません。有栖川宮記念公園や都立中央図書館などがあり、休日の散策にうってつけです。 東京メトロ南北線と都営大江戸線が最寄となる元麻布エリアと、東京メトロ日比谷線広尾駅が最寄となる南麻布エリア、六本木に近い西麻布エリアに大きく分類することができます。
赤坂は六本木通りと青山通りに挟まれたエリア。アメリカ大使館があり、また東は永田町と接していて、首相官邸をはじめ、政治の中心地でもあります。高級料亭や高級クラブも多いですが、オフィス街でもあるため、繁華街には多くの飲食店が立ち並んでいます。また赤坂サカスなど総合エンターテインメント施設があります。 住宅地としては、東京ミッドタウンなど、高級マンションのイメージが強い赤坂ですが、繁華街を外れると、閑静な街並みに。大使館など隣接することもあってか、警察の巡回もあり、治安はとても良いエリアです。 東京メトロ銀座線赤坂見附駅、溜池山王駅、千代田線の赤坂駅がエリアの最寄り駅となりますが、六本木駅や青山一丁目駅もすぐです。
渋谷区の南東部に位置する広尾。白金、麻布と並んで高級住宅街で有名なエリアです。東京のほぼ中心で、六本木は徒歩圏内になります。慶應幼稚舎や麻布高校、インターナショナルスクールなど一流の学校が揃っていて、よりセレブの街といえるでしょう。環境面では、大使館が多いこともあり、外国人もたくさん住んでいます。そういった環境もあって、警備が行き届いていて、治安も良いです。 街の中心には有栖川記念公園があり、緑も多い街並みです。病院も、日赤医療センター、都立広尾病院など、大きな病院もあり安心です。 電車は東京メトロ日比谷線のみなので、利便性が良いとはいえませんが、利便性を求めるエリアではないともいえます。
東京都千代田区にある番町は、一番町から六番町までを指しているエリアです。都内有数のビジネス街として有名ですが、閑静な雰囲気が漂い文化的な趣を感じられる高級住宅街としての一面も併せ持っています。江戸時代、城の守備にあたる家臣である旗本たちが暮らしていた歴史があるほか、作曲家の滝廉太郎や文学者の島崎藤村や与謝野晶子といった文化人が暮らした地域としても知られます。
現在では各国の大使館、「ローマ法王庁大使館」や「桂宮邸」といった美しい建築物、また「上智学院」をはじめとするミッション系の名門学校があるなど、国際色豊かでアカデミックなエリアになっています。
渋谷駅から徒歩約15分というロケーションに恵まれながら、道玄坂を登りきった小高い場所の南側にあるため、とても閑静な高級住宅街が広がる南平台町。観光客等が立ち入ることも少ないため、治安の良いエリアで、ハイソサイエティな都会の暮らしを楽しむことができます。歴史的には、岸信介や三木武夫などの大物政治家が私邸を構えたお屋敷街。現在では、多くの財界人も住まいを構え、モダンなデザインのマンションやその街並みから人気を博しています。
旧山手通り沿いには「代官山T-SITE」といったオシャレな商業施設もあります。「アラブ首長国連邦大使館」や「マレーシア大使館」といった各国の大使館もあり、国際色豊かな雰囲気も感じられるエリアとなっています。
渋谷区、代々木上原。東京都内でも有数の高級住宅街として知られていますが、同じく個性的で感度の高いアパレルショップやカフェ、レストランが充実していることでも有名です。また、「代々木公園」や「駒場公園」といった広い緑地、テナントが充実している駅ビル「アコルデ代々木上原」もあるなど、快適なアーバンライフを過ごすことができます。日本では珍しくイスラム文化と触れることができる、「東京ジャーミィ・トルコ文化センター」があることでも知られています。
上原駅前商店街のような馴染みやすい街並みのなかに、少し目を横へ移せばおしゃれな雰囲気を漂わせるカフェも見られる
ので、お気に入りのお店を探してみるのも良いかもしれませんね。元総理大臣も住んでいたことで知られる文京区の本駒込。大和郷(やまとむら)とも呼ばれています。古くから高級住宅地として栄えていたことから、庭園や色紙の広い邸宅が多いのが特徴です。有名な庭園には「六義園」があり、散歩コースやジョギングコースにピッタリです。
図書館や都立病院など、公共施設も整っていて、お子さんの遊べる遊具のある公園もあり、老若男女問わず住みやすいエリアと言えるでしょう。教育環境もよく、名門幼稚園や小学校などがあることから、お子さんの教育に力を入れたい親御さんにも人気のエリアです。
「成城石井」や「東急ストア」、「クイーンズ伊勢丹」などのスーパーもあり、買い物には苦労しません。中でも、東急ストアは高級住宅街では珍しく深夜1時まで営業しているため、急な買い出しも可能。最寄り駅の都立大学駅は、渋谷には10分で、自由が丘には約2分で辿り着ける利便性の高さも魅力です。
公共施設も整っていて、ホールや体育館、図書館など多数。目黒区立八雲中央図書館は40万冊以上の本、読み聞かせイベントを定期的に行っています。
東京の高級住宅地の中でも比較的明るく華やかな印象が強い神楽坂。飲食店の数が多く、美食家が集まるエリアともいわれています。表通りには流行りのメニューを提供しているレストランやおしゃれなレストランが立ち並び、1本奥に入った裏通りには昔ながらの老舗が立ち並ぶ光景も魅力的です。明治から昭和初期にかけての神楽坂の裏通りは花街として栄えていました。当時の面影を残した風情のある景色を大切にした街並みが美しいエリアです。
「KIMURAYA」や「よしや SainE」のようなお店が神楽坂6丁目に集中しています。食品や日用品を購入できるお店の数が少なめのエリアですが、利便性が高いため周辺エリアへの買い出しがしやすく、そこまで不便を感じる人はいないようです。
城南五山は、現代の山手線目黒駅から品川駅に沿った地域を指しています。また、5つの地域を総称して城南五山と呼んでいるのも大きな特徴です。5つの地域はそれぞれ、かつて池田山・御殿山・島津山・花房山・八ツ山と呼ばれていて、八ツ山に関しては現在でも、八の付く通りや地名・建物があり特徴的な地域です。
城南五山には古くから豪族などが住んでいて、屋敷を建てるなど特別な土地でした。また、明治に入ると旧藩主・実業家が住むようになり、昭和初期に入っても実業家や官僚なども住んでいました。現在でも高級住宅地・住宅街として認識されています。高台が多いこともあり、周辺の街並みを一望できるポイントもあるのが魅力的です。また、水害にも強い点に加えて、地盤が固く地震に強い土地でもあります。
高輪には長い歴史があり、江戸時代初期から南の要所として栄えていた魅力のある地域です。現代でも江戸時代当時の雰囲気を感じさせる建物や街並みも一部残っています。そのうちのひとつ、泉岳寺は忠臣蔵で有名な赤穂事件の現場で、歴史・忠臣蔵の好きな方にも非常に価値のあるお寺です。
高輪は住みやすさ・生活しやすさという点でも魅力があります。たとえば白金高輪駅周辺は、レストランやカフェなどの商業施設だけでなく、銀行やスーパーといった生活に必要な施設もあり充実しています。歴史的建造物が好きな方、歴史を感じながら日々暮らしたい、住みやすさも重視したいといった方におすすめの高級住宅地でしょう。
東京都中央区銀座は、誰もが1度は見聞き・訪れたことのある地域です。主に大手企業や老舗企業、歌舞伎座や歴史的建築物など、様々な分野の一流を集めた街といった点が強みです。銀座は、江戸時代の埋め立て事業によって誕生した土地で、古くから商人の町として栄えていました。しかし、近代の発展は計画的な事業ではなく、明治5年(1872年)に起きた大火(大火事)による復興事業がきっかけです。復興事業の際に耐火性を重視した建物を建てたことで、現代へ繋がる西洋風の煉瓦街へと大きく変化・発展しました。
ちなみに現代でも戦前の煉瓦街を感じさせる、和光・第一菅原ビル・奥野ビルなどモダンデザインな建築物を見ることができます近代の雰囲気・現代の先進的な建築物の混在した、歴史の重み・高級感のある街が銀座の大きな特徴です。
世田谷地域は緑が多く高級住宅が広がっているというイメージですが、実際はエリアによってだいぶイメージが異なります。下北沢や三軒茶屋のような賑やかなエリアには単身者が多く、砧や玉川といった閑静なエリアにはファミリー層が多く住んでいる印象です。成城や等々力、二子玉川は富裕層が多い傾向にあり、同じ区内でもエリアごとに異なる個性を持っているのが特徴です。
また世田谷は商店が多く、その数は大小を合わせればなんと130か所以上にのぼるとも言われています。買い物が便利なので普段の生活に困ることもなく治安も良いことから、単身者から子どもがいる家庭まで、幅広い層に人気のエリアとなっています。「世田谷公園」「羽根木公園」「駒沢オリンピック公園」「二子玉川公園」「砧公園」など大きな公園も点在し、都心にいながら自然を楽しめるのが魅力です。
目黒区は全体的に治安が良いため、住みやすい地域とされています。またこのエリアは地盤がしっかりしているため地震に強いのも特徴です。行政が公表しているハザードマップによると、危険度を5段階で評価したときに、ほとんどのエリアが安全な「ランク1」か「ランク2」とされています。そのため地価が高く高所得者向けの物件が多いため、街全体の雰囲気自体がおしゃれで落ち着いています。
札幌を本拠地とし、評判の高い高級注文住宅を多数手がけるハウジングオペレーションアーキテクツ(HOP)。
HOPは、天然素材・国産材を用いるこだわりや、独自の木材流通システムの確立、そして施主の評判の高い家づくりなどで、注目を集める建築事務所です。
日本のみならず、外国からもオファーが寄せられる評判の高さ。HOPの源となっている理念が、HOP石出和博会長の著書『美しい日本の邸宅』で紹介されています。