六甲山の中腹に広がり豊かな自然に囲まれた高級住宅地の「奥池」です。奥池という池を中心に開発されており、企業の保養所なども多くあるエリアです。奥池特徴や坪単価、また魅力を詳しくご紹介します。
この高級注文住宅を建てた
ハウジングオペレーションアーキテクツ(HOP)
について
兵庫県芦屋市にある奥池というエリアは、北に六甲山南には大阪湾が広がっている地域で高級住宅地として別格の存在感を放ちます。芦有道路が開通してから奥池周辺には、数多くの保養所や邸宅が立ち並ぶようになります。六甲山でも美しいと言われていた奥池の周辺に住宅街が広がるようになったのです。
開発がスタートしたのは1964年で、「芦屋市を東洋のジュネーブにする」というコンセプトのもとに開発されています。現在では高級住宅街として芦屋を代表するエリアです。
芦屋市で2006年に改正された豪邸条例が適用され、建築物の制限が行われています。一戸建て住宅しか建設を許可せず、敷地面積を400㎡以上にしていることから、高級感や景観を守り続けているのです。
低層住宅が広がっていること、また美しい自然環境が広がっていることから、豊かな自然環境が広がっている住宅地となっています。奥池のほとりには「奥池あそびの広場」と呼ばれるアカマツ林がある緑地があり、バーベキューが出来たりグランドゴルフ場があったりします。子どもがいる家庭なら、週末にアウトドアに出かけるのにぴったりなエリアも広がっているのです。
住宅街でありながら避暑地のような様相を呈しているのも特徴で、著名人も多くの別荘地を建てているほどです。高級住宅地として景観を守り続けていることから、美しい街並みが特徴となっています。
奥池の坪単価は、2019年のデータで18万3,471円/坪となっています。また基準地価は、平均で5万5,500円/㎡です。前年比では、-0.89%となっています。
奥池の地価データは1999年からのものになりますが、その中で前年2019年の5万5,500円/㎡は最安値です。最高値は1999年の11万3,000円/㎡です。両者の違いはおよそ2倍となっています。
奥池はそれほど大きくないエリアですので、地価を求める基準となるエリアも1つとなっています。過去の推移を見ても1999年に最高値を記録してから、2006年から2008年まで少し上昇しました。しかしその後は毎年前年比がマイナスとなっています。
※2020年(令和2年)時点参照元:土地価格相場が分かる土地代データhttps://tochidai.info/area/okuike/
高級住宅街が広がっている芦屋市の中でも、奥池周辺の住宅街は日本のビバリーヒルズと呼ばれるほどのエリアです。高級住宅街の景観を守るために、商業施設などを建設できない豪邸条例が設けられています。
豪邸条例により商業施設が建設できないだけでなく、看板を立てたり木を伐採したりすることもできません。奥池の自然環境が守られているだけでなく、街並み全体の景観を守るために条例が定められています。
奥池には市街地と有馬を結ぶ有料道路の「芦有ドライブウェイ」を通らなければいけません。お金を払わないと住宅地に入れないことも、高級住宅地のブランドを守る要因です。
有料道路を通らなければいけないことは、治安の向上にもつながっています。芦有ドライブウェイの入り口には防犯カメラがあるので通行する車の撮影をしています。個人宅でも防犯カメラが設置されていることが多いですが、住宅地に入るまでに車のチェックがされているので安心です。
奥池に住んでいる場合には、路線バスで通学することになります。芦屋市にはたくさんの保育園などの施設がありますので、交通の便で困ることはないでしょう。山や自然を楽しむイベントが多数開催されている「奥池あそびの広場」があるので、子育て世代の家庭が生活するのにも魅力的なエリアです。
奥池エリアの自治体では「声がけ」を積極的に行い、近隣住民の顔をある程度把握することによって防犯意識を高めています。個人宅でも防犯カメラの設置や警備会社を契約しているケースが多い傾向にあるのが特徴です。また芦屋と有馬を繋ぐ有料道路の芦有ドライブウェイの出入り口にはカメラが設置されており、随時通行する車のチェックと撮影を行っています。
奥池エリアの子どもたちは、基本的に路線バスを使って通学をしています。ただし冬は路面が凍結してしまうため、時にはバスの運行が止まってしまうなんてトラブルも。学校までの送迎に自家用車があると安心です。公立では山手小学校・山手中学校、私立では近隣の六麓荘の芦屋学園があり、こちらに通っている子どもも多いようです。
奥池エリアにはスーパーマーケットやコンビニなどがないため、買い物には車を利用することになります。芦屋市街に出るには有料道路の芦有ドライブウェイを利用しなければならないため、定期券を購入すると良いでしょう。芦屋には「モンテメール」「ライフガーデン潮芦屋」などのショッピングモールがあるため、市街に出れば買い物に困ることはありません。
山を下り、芦屋駅へ出るまでには車で15分くらいかかります。市街へのアクセスは決して便利とは言えませんが、静かな環境で暮らせるのが一番の魅力だと思います。冬は寒くなるので、奥池に住んでいる方は暖炉や薪ストーブなどを利用しており、なんだかスイスのような雰囲気です。
引用元:高級注文住宅百科(https://www.luxuryhomesencyclopedia.net/area/okuike.html)
奥池あそびの広場がとても良いです。子どもの遊具や水遊びにピッタリの場所があったり、大人が楽しめる天然芝のグランドゴルフ場があるなど、設備も充実。家族や愛犬、仲間など、どのような人とでも思いきり楽しめる場所となっています。
引用元:高級注文住宅百科(https://www.luxuryhomesencyclopedia.net/area/okuike.html)
奥池周辺の道でロードバイクを楽しんだり、ヒルクライムを楽しむなど、奥池では自然を利用したアクテビティを楽しめます。坂の多い地域ではありますが、池のまわりは比較的フラットなのでジョギングやウォーキングにも最適。空気もキレイで気持ちがいいです。
引用元:高級注文住宅百科(https://www.luxuryhomesencyclopedia.net/area/okuike.html)
奥池エリアは高級住宅街としてのブランドを守るための「豪邸条例」によって商業施設などの開設を一切認めていません。看板を立てる・木を伐採するといったこともできないという厳しい決まりごとが、奥池の自然を守り美しい景観を保つ役割を果たしています。奥池に行くには芦屋と有馬を繋ぐ有料道路「芦有ドライブウェイ」を通らないといけないため少し不便ですが、「お金を払わないと入れない」という点も、奥池が高級住宅街としてのイメージを高めています。
札幌を本拠地とし、評判の高い高級注文住宅を多数手がけるハウジングオペレーションアーキテクツ(HOP)。
HOPは、天然素材・国産材を用いるこだわりや、独自の木材流通システムの確立、そして施主の評判の高い家づくりなどで、注目を集める建築事務所です。
日本のみならず、外国からもオファーが寄せられる評判の高さ。HOPの源となっている理念が、HOP石出和博会長の著書『美しい日本の邸宅』で紹介されています。