海の近くに家を建てることは、誰もが一度は憧れたことがあるのではないでしょうか。
今回ご紹介するHOPの高級注文住宅事例は、「海と共に暮らす家」。
日本海を一望できる高台の草原に、木材の魅力を全面に押し出した住宅が建てられている風景は、まるで映画のワンシーンのよう。
週末を楽しむ憩いの場所を設けると決めたとき、オーナーはどのような点にこだわったのでしょうか。
札幌から北に向かった石狩市に、こちらの高級注文住宅を建てました。
オーナーさまが雄大な日本海と広大な草原が広がるロケーションを気に入り、週末の時間をゆったりと過ごすための高級注文住宅を建てたいとHOPへリクエスト。
完成したのは、木目の外壁と片流れ屋根を組み合わせた、「海と共に暮らす家」。
メインとなるのは、ワンフロアでつないだリビング・ダイニング・キッチン。ダイナミックな空間に、日本海を一望できる大きな窓を設けました。
もちろん、日本海に沈む夕日を存分に眺められるように仕上げています。
またその一角には、レンガを積んだファイヤースペースを設け、薪ストーブを配置し、風情をより一層高めています。
圧巻なのは、雄大な日本海を眺めるための大窓を、リビング、和室、2階ロフトと、それぞれ違った表情で見えるように、サイズや形状を変えて設置しているという点。角度や視線などを、厳密に検証した上での力作と見受けました。
一瞬、洋風の内装にも見えますが、落ち着いた和室や障子など「和」がしっかりと溶け込んでいることが施工例からわかります。
春には草原に咲く野花と海のコントラストを楽しみ、夏は海風を感じ、秋は草花の変化や陽の短さを感じながら季節の変わり目を待ち、冬は薪ストーブにあたりながら海を眺める。
そんな生活が想像できてしまうのも、なんだかワクワクしますね。
札幌を本拠地とし、評判の高い高級注文住宅を多数手がけるハウジングオペレーションアーキテクツ(HOP)。
HOPは、天然素材・国産材を用いるこだわりや、独自の木材流通システムの確立、そして施主の評判の高い家づくりなどで、注目を集める建築事務所です。
日本のみならず、外国からもオファーが寄せられる評判の高さ。HOPの源となっている理念が、HOP石出和博会長の著書『美しい日本の邸宅』で紹介されています。