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トドマツ

HOPがこだわる木の家。トドマツの特徴や用途は?

ここではHOPがこだわる木の家の木材として、トドマツの特徴や用途などをとりまとめてご紹介していきたいと思います。

トドマツの特徴とは?

トドマツ

名称に「マツ」とついていますが、学術的な分類では松の仲間ではなく、クリスマスツリーでお馴染みのモミの木の仲間になります。

実際、クリスマスツリーとしてこのトドマツを用いるケースも多く見られます。分布は北海道を筆頭に、南千島、サハリンなどの寒冷地となっています。

ちなみに、より細かく分類すると、アカトドマツとアオトドマツがあり、さらにはその中間にあたる樹種もありますが、用途や流通においては、ほとんど区別されていないというのが現状です。

とりわけ北海道においては最も蓄積の多い樹種であり、スギが自生しない北海道では人工植林も盛んに行われています。

北海道に存在する総蓄積のうち、実に4分の1がトドマツと推定※されており、人工林面積の約半分、80万haを占めています。高さは25mから30mほど、直径は60cm程度までに生育します。

※参照元:地方独立行政法人北海道立総合研究機構(道総研)HP(https://www.hro.or.jp/list/forest/research/fpri/gijutsujoho/doumoku-db/doumoku/todomatu/todomatu.htm

トドマツの木材として優れているところは?

木材として加工した場合、全体的に上品な白色となり、心材と辺材の区別がつきにくいという特徴もあります。

比較的軽く、柔らかいことから、加工がしやすく、また乾燥もさせやすいという特性もあります。

建築の世界では、その白さが際立つ木目を活かし、板に加工した上で、内壁板や天板などにもちいるケースが多くみられます。

また、前述の通り、木材としては比較的軽量であることから、輸送コストが抑えられるといったメリットもあります。

トドマツの主な用途

上記の通り、表面の白い風合いが大きな特徴のため、包装用の白木の箱として用いられることも多く、また一時期は棺や卒塔婆などにも用いられており、土木材や器具材などとしても用いられています。

また、乾燥させやすい特徴の反面、部位や個体によっては「水食い」と呼ばれる含水率が高い状態となる場合もあり、そうしたものは、パルプやチップなどに用いられています。

建築用途では前述の軽さ、加工のしやすさ、白い見た目のよさなどを活かした用途に用いられることが多くあります。とりわけ、板材や角材などに加工したり、貫――和風建築で柱の列を横に通して柱を安定させる用材――などに使用します。

HOPにおいては、自社に専用の乾燥釜を有していること、プレカット工場を有していることなどを活かし、確かな作業の上で乾燥・加工を施し、構造材として用いています。

同社が得意とする、柱や梁を室内の木目のアクセントとして、トドマツならではの白い色を際立たせているケースがよく見られます。

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