周囲にインパクトを与えるデザインと、
くつろぎの空間を両立させた住まいづくりの発想の原点とは。
仕事の関係で全国を飛び回ることが多いため、周囲の視線が気にならない隠れ家的なコートハウスとし、休日の家族との時間を楽しめるような家にしたいと思いました。
吹き抜けをつくって2階にサブリビングを設けること、バーベキューコーナーや、シュート練習ができるバスケットスペースをつくりたいということも要望しました。
一方、外観については、インパクトがあり、玄関廻りでアピールできるような建物を望んでいました。
印象的な外観にしたいというオーナーの思いに応えて、スペースを広くとった正面の車寄せにかかる屋根について、天井の羽目板とモノトーンの外観を対比させることでインパクトを与えました。
開口部はバーベキューコーナー、バスケットスペースを設けた中庭に向けて配置することで、周囲の視線を気にせず、開放感をえられるよう配慮。エントランスから室内に向かう動線を考慮し、回遊できるプランとしています。
また、階段横のルーバーは、吹き抜けでつながる2階のサブリビングまで伸ばし、空間の連続性を感じられるようにしています。
ご提案時のCG
外観
アプローチ
道路に面する外観の色調と、車寄せの天井の木の質感が、予想以上の強いイメージと存在感を与えているところが、とても気に入っているポイントです。
ご提案時のスケッチ
リビング
ダイニング・キッチン
全体的にグレイッシュなイメージのなかに、ダークブラウンで統一された木製ルーバーや建具・造作家具などのインテリアが絶妙に調和しています。私たちが厳選した家具もしっくりと調和し、満足度もさらにアップしました。
疲れを癒すくつろぎの住まい。仕事で出かけている時には、帰るのが待ち遠しくなりますね。
和室
リビング
バスルーム
札幌を本拠地とし、評判の高い高級注文住宅を多数手がけるハウジングオペレーションアーキテクツ(HOP)。
HOPは、天然素材・国産材を用いるこだわりや、独自の木材流通システムの確立、そして施主の評判の高い家づくりなどで、注目を集める建築事務所です。
日本のみならず、外国からもオファーが寄せられる評判の高さ。HOPの源となっている理念が、HOP石出和博会長の著書『美しい日本の邸宅』で紹介されています。