環境のいい場所を探し、
出会ったのは馴染みのある土地。
傾斜地という形状に着目し
空間性を生かした住まいができあがりました。
心地よい環境のなか、夫婦と愛犬2匹がゆったり過ごせる家が欲しいと思い、住まいづくりをスタートしました。HOPに相談し、見つけたのが昔から馴染みのある地域の傾斜地でした。
最初に要望したのは、この土地の特徴を生かした、面白い家を提案して欲しいということ。リビングからの眺望を生かしたいというお話もしたことを覚えています。
リビングからの眺望を確保するため、傾斜地を利用して最大限、高さを確保することからプランが始まりました。そのうえで、スキップフロアの構成とし、回遊動線を確保することで、テイストの異なる各居室の空間の変化を自然なものとして感じられるようにしています。
また、2匹の愛犬を中心とした動線計画として、勝手口~玄関~車庫までを土足で行き来できるようにしました。
屋上には中庭を配していますが、ルーバーで囲むことにより採光と通風を確保し、開放感を保ちながらプライバシーを保てるようにしました。
ご提案時のスケッチ
外観
アプローチ
大きな壁面ですが、威圧感をまったく感じない、現代風のデザインがいいですね。ルーバーがとってもおしゃれです。
ご提案時のスケッチ
リビング
キッチン
陽光がたっぷりと注ぐリビングには、この家ができた当時には日本未発売だった先進的なデザインのペンダントライトを設置していただき、モザイクタイル張りの円柱とともに、上質な雰囲気となっていますね。
また、屋上の中庭は、正面のルーバー越しに気配が見えるため、閉鎖的な感じがなく寛げます。お気に入りの空間となっています。
らせん階段と和室を望む
書斎
パウダールーム
札幌を本拠地とし、評判の高い高級注文住宅を多数手がけるハウジングオペレーションアーキテクツ(HOP)。
HOPは、天然素材・国産材を用いるこだわりや、独自の木材流通システムの確立、そして施主の評判の高い家づくりなどで、注目を集める建築事務所です。
日本のみならず、外国からもオファーが寄せられる評判の高さ。HOPの源となっている理念が、HOP石出和博会長の著書『美しい日本の邸宅』で紹介されています。