帝塚山古墳群があることでも知られている帝塚山は、大阪屈指の高級住宅エリアです。住宅だけでなく、周辺にはスイーツの名店や名門として知られる帝塚山学院もあります。ここでは、帝塚山エリアの魅力や特徴、坪単価、高級住宅の施工事例とあわせて紹介します。
この高級注文住宅を建てた
ハウジングオペレーションアーキテクツ(HOP)
について
帝塚山は、大阪府大阪市阿倍野区南西部から同市住吉区北西部にかけてのエリアの総称で、古代から豪族が住んでいた土地だと言われています。位置的には上町台地の西端となり、大阪でも有名な高級住宅地のひとつです。人口は2019年3月31日時点で2,642人、世帯数は1,214世帯となっています。大阪の中心地からはやや離れていますが、エリアを南北方向に走る南海高野線とそのメイン駅となる帝塚山駅のほか、阪堺電気軌道上町線も走っており路線は豊富です。
天王寺、難波、梅田、堺などをはじめとする大阪のメインエリアへ行くのには不便しないでしょう。高級住宅地として有名な帝塚山エリアは「第一種低層住居専用地域」に指定されています。第一種低層住居専用地域に指定されている地域では、その景観を守るために住宅、診療所、学校など以外の建物を建造することが禁じられています。住宅兼用の店舗なども専有面積も50㎡以下でなければいけません。そうした制限があるので、近辺に病院、コンビニやスーパーなどが少ないという点ではどうしても不便なところが出てしまいますが、そうした不便さを補って余りある高級住宅地としての魅力が、帝塚山にはあるのです。
帝塚山エリアの坪単価は、2019年時点のデータでは111万0743円/坪となっています。地区区分ごとの変動を見てみると、全体的に坪単価は上昇傾向にある中で、北畠三丁目エリアは横ばいの数値となっています。地価ランキングを見てみると、1位は大阪市阿倍野区北畠1-8-59 で、地価は42万6000 円/㎡、坪単価は140万8264 円/坪となっています。前年比は+0.24 %です。最下位の第6位となっているのは大阪市住吉区万代4-17-20 で、地価は24万9000 円/㎡、坪単価は82万3140 円/坪 となっています。前年比は+0.40 %です。
帝塚山の地価についてのデータは1983年からの37年分があり、その中での最高公示地価は1991年の141万9000円/㎡、最低公示地価は1983年の25万5000円/㎡となっており、両者の差はおよそ4.49倍となっています。
※参照元:土地価格相場が分かる土地代データ(https://tochidai.info/area/tezukayama/)
帝塚山エリアは、かつては高級住宅街とは縁のない、何の変哲もない農村地でした。しかし、明治時代から大正時代にかけて、耕地が住宅地として利用されるようになり、それが現在の高級住宅地としての帝塚山の原型となったのです。住宅地として整備された北帝塚山は、大阪の中心部へのアクセスが便利だったことと、当時急増していた大阪の人口の受け皿が必要だったことから急速に人口が増加し、承認や富裕層が屋敷や別邸を構えるようになってきました。こうして帝塚山は大阪屈指の高級住宅地として成長してきたのです。
こうした歴史を持つ帝塚山には、当時の姿を偲ばせる美しい街並みがあります。この町並みを守るため、帝塚山エリアは「聖天山風致地区」に指定されており、建物の高さ、建ぺい率、風致の維持など建築物には厳しい規制がかけられています。そうして守られてきた帝塚山の街並みは、高級住宅地の名に恥じない上品で風格のあるものとなっているのです。
帝塚山エリアには、たくさんのおすすめスポットがあります。地域の名前の由来ともなった「帝塚山古墳」、桜の名所として有名な「万世池公園」、平安時代の陰陽師である安倍晴明を祀る「安倍晴明神社」など、魅力的なスポットばかりです。
帝塚山エリアは高級住宅街というだけでなく多くの名門学校が点在しているため、歩道や街灯といった設備がしっかりと整備されており防犯面で安心できるエリアです。バスも通っており、バス停が数多くあるため帰宅時間が遅くなっても歩く距離がそれほど長くならないのも特徴です。またご近所づきあいも活発で、防犯の上での大きな手助けとなっています。
帝塚山エリアは大阪でも指折りの文教地区として知られています。特に帝塚山学園は奈良県にありますが、通学しやすいことから多くの学生が通学しています。エリア内の公立小中学校も評判がよく、教育に熱心な保護者が多いのが特徴です。全体としてもレベルが高く、熱意のある保護者が集まっていることが結果的に良い環境づくりに繋がっています。
帝塚山エリアには大型の商業施設はありませんが、スーパーや商店街があるため生活に必要なものは購入できます。大きな買い物をする際はなんばや梅田まで足を延ばす必要がありますが、電車で乗り換えなしで行けるため困ることはないでしょう。エリア内は高級住宅街に溶け込むようにパン屋さんやスイーツショップが点在しているので、お気に入りのショップを見つけるのが楽しくなりそうです。
都市部まで近い。
・難波まで10分(南海高野線)
・天王寺まで10分(阪堺電車)
・大阪駅まで20分程度(乗換1回あり)
駅周辺は高級住宅地となるため静閑である。
コンビニも徒歩5分圏内に数店舗あり。
治安はかなり良く犯罪例を聞いたことがありません。
引用元:マンションレビュー(https://www.mansion-review.jp/station/3200707/review.html)
閑静な住宅街にある駅です。周りは高級住宅街が数多くあり雰囲気としてはすごく良いところにある駅です。また、駅近くに帝塚山学院があり幼稚園から高校まであり学生で活気に溢れています。また、難波や天王寺といった主要駅にもすぐにいくことができます。
引用元:マンションレビュー(https://www.mansion-review.jp/station/3200707/review.html)
南海高野線が通っているので、なんばなどの繁華街に出る際は便利です。
車で数分の所に大きな病院がたくさんあるので、いざ病気になった時には安心です。
緑が多く静かでいい環境だと思います。
勉強や子育てに力を入れている町だと思うので子育てにはいい街だと思います。
引用元:マンションレビュー(https://www.mansion-review.jp/station/3200707/review.html)
難波・天王寺~堺東間で住むとしたら、高級住宅街で文教地区の帝塚山や北畠は治安も良く候補に入ると思う。朝夕の通勤・通学の時間帯を除けば、多少の人通りはあるが、幹線道路沿い以外は大体静かであり、路面電車の走る街並みも風情があって良い。
引用元:スマイティ(https://sumaity.com/town/osaka/osaka/sumiyoshi_ku/tezukayama-eki/review/)
帝塚山エリアは厳しい景観保護の規制の「大阪市聖天山風致地区」に指定されているため、美しく街並みが整備されています。桜の名所として知られる万代池公園や安倍晴明神社などが近隣にあるため、自然や歴史を身近に感じられるのも魅力のひとつです。歩道や街灯がきちんと整備されているため治安も良いため、安心して暮らせる環境と言えるでしょう。大阪市の中心部からは少し離れていますが交通の便は良く、天王寺や難波、梅田、堺などどの方面に向かうのにも便利です。
札幌を本拠地とし、評判の高い高級注文住宅を多数手がけるハウジングオペレーションアーキテクツ(HOP)。
HOPは、天然素材・国産材を用いるこだわりや、独自の木材流通システムの確立、そして施主の評判の高い家づくりなどで、注目を集める建築事務所です。
日本のみならず、外国からもオファーが寄せられる評判の高さ。HOPの源となっている理念が、HOP石出和博会長の著書『美しい日本の邸宅』で紹介されています。