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注文住宅のサイディングが剥がれてきました

HOP石出和博会長に、高級注文住宅でもトラブルの頻度が高いというサイディング壁について、良くある質問をもとにご回答いただいています。

Q. 新築から5年後に、業者の所定の修繕として、サイディング壁の目地のコーキングや外壁の再塗装をしたにもかかわらず、それから4年ほどでサイディング壁が剥がれ落ちてくるようになってしまいました。なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか?

A. そもそもサイディング壁というものは、寿命が比較的短いものです。

結論から先に申し上げてしまいますと、サイディング壁の寿命は品質によって大きな差があります。というものは、従来主流であったモルタル壁よりも短いというのが現実です。いささかショッキングな事実ではありますが、一般に使われている窯業系サイディング壁というものは、程度の差はあれ、時間の経過とともに、剥離や腐食といったものが起きてしまうものなのです。このことを、まずはきちんと踏まえておいてください。

近年で一番多い住宅トラブルはサイディング外壁

サイディング外壁

実は、住宅に関するトラブルやお悩み、相談などの件数が一番多いのが、このサイディング外壁についてなのです。とりわけ、ここ10年ほどのなかでは一層顕著になっています。では、なぜそんなことになってしまっているのでしょうか?建築業界に身を置く者として、実に嘆かわしい理由があるのです。

先にも申しました通り、かつて住宅の外壁で主流となっていたのは、サイディングではなくモルタルでした。しかし、このモルタルという外壁は、住宅の構造体がしっかりしていないとひびが入りやすいという性質があるのです。また、施工に関しても、モルタルの壁塗りには、熟練の職人技が不可欠。対して、サイディングというものは、基本的には工場で出来上がったものを貼り付けるという方式。モルタルほどには施工技術を必要としないのです。

つまり、あえて言ってしまえば、サイディング外壁がもてはやされるようになったのは、構造体に自信がない建築会社が、施工の簡単さや低コストといった点も相まって、もてはやされるというのが現実なのです。

その点、我々HOPでは、最低でも30年以上の耐久性を持つ外壁を提供するという信念のもと、外壁にはモルタルをお勧めしています。

札幌を本拠地とし、評判の高い高級注文住宅を多数手がけるハウジングオペレーションアーキテクツ(HOP)。
HOPは、天然素材・国産材を用いるこだわりや、独自の木材流通システムの確立、そして施主の評判の高い家づくりなどで、注目を集める建築事務所です。
日本のみならず、外国からもオファーが寄せられる評判の高さ。HOPの源となっている理念が、HOP石出和博会長の著書『美しい日本の邸宅』で紹介されています。

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